ヨット用語『ピー・エル・ビー』とは?仕組みや使い方を解説

ヨット用語『ピー・エル・ビー』とは?仕組みや使い方を解説

ヨットの初心者

先生、「ヨットに関する用語『ピー・エル・ビー』について教えてください。

ヨットのベテラン

ピー・エル・ビーとは、Personal Locator Beaconの略で、『携帯用位置指示無線標識』のことを指します。遭難時に現在位置情報を発信する無線機器です。

ヨットの初心者

遭難情報はどうやって伝わるんですか?

ヨットのベテラン

PLBから発信された救難信号は、人工衛星を介して受信され、地上受信局、業務管理センター、救難調整本部へと伝達され、救助へと繋がります。

ピー・エル・ビーとは。

ヨット用語の「PLB(ピーエルビー)」とは、「個人用位置指示無線標識」を意味します。遭難時に位置情報を素早く救助機関に伝えるための無線機器で、船舶用のEPIRBの個人版といえます。

PLBを使用すると、ボタンを押すことで認識番号と位置情報が発信されます。この情報は、衛星を経由して救難信号地上受信局(LUT)に到達し、そこから業務管理センター(MCC)と救難調整本部(RCC)に伝えられます。日本でのRCCは管区海上保安部が担っています。

PLBを使用するには従事者免許は不要ですが、無線機器として開局手続きが必要となります。

ピー・エル・ビーの仕組み

ピー・エル・ビーの仕組み

-ピー・エル・ビーの仕組み-

ピー・エル・ビーは、超短波を送受信する無線通信機器です。VHF帯やUHF帯の周波数を利用し、他の船舶や沿岸局との通信に使用されます。送信機と受信機を組み合わせたトランシーバーで、チャンネルごとに異なる周波数帯を使用します。また、緊急事態に自動的に救助信号を発信する機能も備えています。

ピー・エル・ビーのアンテナは、通常、船のマストやレイルに取り付けられます。アンテナからは、電波が360度全方位に水平に放射されます。受信機は、他の船舶や沿岸局からの電波を感知し、音声通話やテキストメッセージの送受信を可能にします。

ピー・エル・ビーの使い方

ピー・エル・ビーの使い方

ピー・エル・ビーの使い方は、海上で安全に航行するために不可欠です。使用時は、 VHF 無線を介して「ピー・エル・ビー」とコールサインを 3 回繰り返します。コールサインは、船舶の登録証書に記載されています。コールサインを繰り返すことで、受信した船舶は遭難船舶を特定できます。その後、位置情報、状況、必要な支援を正確に伝える必要があります。発信後は、バッテリーが切れるか、手動で停止するまで、またはレスキュー隊が救助に来るまで、信号は継続的に送信されます。遭難時に効果的にピー・エル・ビーを使用することで、迅速な救助を確保し、乗員の安全を確保できます。

ピー・エル・ビーの日本での運用

ピー・エル・ビーの日本での運用

ピー・エル・ビーの日本での運用

日本では、ピー・エル・ビーは電波法に基づいて運用されています。使用にあたっては、特定小電力無線局として総務省の登録と免許が必要です。登録には、送信出力や周波数帯域に関する規定があります。また、使用者は無線従事者の資格を有している必要があります。これらの規制は、電波干渉の防止や安全な運用を目的としています。

ピー・エル・ビーの利点

ピー・エル・ビーの利点

ピー・エル・ビーの利点は、簡単に言えば、安全性の向上です。ヨットが遭難した際に、ピー・エル・ビーが発する信号を航空機または衛星が受信することで、船の正確な位置を迅速に特定することができます。この情報は、救助隊が迅速に対応し、遭難したヨットの乗組員を救出するのに役立ちます。また、ピー・エル・ビーは、ヨットが漂流したり、コースから外れたりした場合にも、その位置を監視することができます。これにより、乗組員は安心して航海を楽しむことができ、遭難に対する不安を軽減することができます。

ピー・エル・ビーの注意点

ピー・エル・ビーの注意点

ピー・エル・ビーの注意点

ピー・エル・ビーを使用する際には、いくつかの注意点があります。まず、発信器のバッテリー残量に注意しましょう。バッテリーが切れると、遭難時に居場所を知らせることができなくなります。また、感度の問題もあり、障害物や天候の影響で受信できない場合があります。さらに、誤作動の可能性もあり、誤って発信してしまうことがあります。これらの注意事項を踏まえ、適切に使用することが大切です。

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