ヨットの用語『ドローグ』の基本とその使い方

ヨットの初心者
先生、『ドローグ』って何ですか?

ヨットのベテラン
ドローグとは、荒天時に使う抵抗物で、シー・アンカーと似ています。ただし、ドローグは船尾から流して艇速を抑えるために使います。

ヨットの初心者
ドローグとシー・アンカーの違いは何ですか?

ヨットのベテラン
シー・アンカーは船首から流して風に立てるのに対し、ドローグは船尾から流すという点が異なります。また、ドローグを使うかシー・アンカーを使うかは、船の性格や海の状況によって異なります。
ドローグとは。
ヨット用語の「ドロッグ」は、強風の際に使用する抵抗物です。シーアンカーが船首から流して風を受けるのに対し、ドロッグは船尾から流して艇の速度を抑制するために使用されます。
どちらを使用するかは、船の特性や海況によって異なり、一概には言えません。実際の場面では、緊急事態となることが多く、どちらか一方の方法しか試せず、それが最適だったのかどうかを確認することは難しいです。
過去の事例を記載した書籍はありますが、特定の船種や海況に対して、「何を、どの程度流す」べきかという確立された方法論はありません。
ドローグとシー・アンカーの違い

-ドローグとシー・アンカーの違い-
ドローグもシー・アンカーも、ヨットを風下に流すための装置ですが、その構造と用途には違いがあります。ドローグは、生分解性の素材で作られた円錐形のバッグで、その底部にはロープで固定された重りがあります。一方、シー・アンカーは、布または金属製の羽根を備えた三角形の装置で、より大きな抵抗を生み出すように設計されています。
ドローグは通常、風向きや海況に影響されず、ヨットの位置を維持するために使用されます。また、ボートが漂流速度を遅くしたり、風に抵抗したりする必要がある場合にも使用されます。シー・アンカーは、荒天時や緊急事態にヨットを風下流に制御するために使用されます。また、ボートを波から守ったり、錨泊中に安定させるためにも使用されます。
ドローグを使用すべきシチュエーション

ヨットの進行を意図的に遅くしたい状況では、ドローグを使用することが不可欠です。強風や悪天候では、船の制御を失わないように速度を落とす必要があります。また、大規模なボートを狭い場所や混雑した港に停泊するときも、ドローグは速度を低下させ、安全な着岸を支援します。さらに、ヨットの安定性を高めるために、特に強風下ではドローグを使用すると有効です。
ドローグを使用する際のポイント

ドローグを使用する際のポイント
ドローグを使用する際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
* -海の状況の把握- ドローグを使用する前に、風の強さ、波の高さと方向、海流を確認します。
* -ドローグの種類の選択- 使用するドローグの種類は、船のサイズや目的によって異なります。 パラシュート型は抵抗力が高く、波を抑える効果が大きい一方、水中の浮遊物が絡みやすいという欠点があります。バケツ型は抵抗力が小さく、絡みにくいですが、波を抑える効果は低くなります。
* -ドローグロープの長さ- ドローグロープの長さは、風速や海流によって調整します。 ロープが短すぎると、ドローグは十分に効果を発揮できません。長すぎると、船がコントロールしにくくなります。
* -ドローグの設置- ドローグは船の真後ろに設置します。ロープは、ボートのセンターラインから外れていると船が横転する可能性があります。
* -ドローグの回収- ドローグを回収する際は、船がドローグに衝突しないように、十分に距離をとって回収します。ロープを手で引っ張ると怪我をする恐れがあるので、回収用ロープを使用します。
ドローグの長さや材質の選び方

ドローグの長さや材質の選び方は、ヨットの大きさや風況によって異なります。小型ヨットの場合、ドローグの長さは1~2メートルが一般的で、軽くて風を受けやすい素材を使用します。一方、大型ヨットの場合、ドローグの大きさは3~5メートル以上になるとともに、強度の高い素材が求められます。また、帆走している状況や風向きに合わせて、ドローグの長さを調整できるタイプを選ぶことも重要です。
ドローグに関する注意点

ドローグを使用する際には注意すべき点がいくつかあります。 ドローグが誤って絡まったり、障害物に引っかかったりしないように、周囲の環境に十分注意することが重要です。また、ドローグを適切な長さに設定し、ドローグラインの適切な張力を確保する必要があります。このようにすることで、ドローグが目的通りに機能し、ヨットの安定性を保つことができます。さらに、悪天候時にはドローグを使用しないことも重要です。強風や荒波では、ドローグがヨットの制御不能の原因となる可能性があります。
