ヨット用語「ゆきあし」の意味と使い方
ヨットの初心者
先生、ヨット用語の『ゆきあし』について教えてください。
ヨットのベテラン
『ゆきあし』は、船が自分の勢いや風を受けて進むことを指す言葉です。
ヨットの初心者
惰性で進むときも『ゆきあし』と言うんですか?
ヨットのベテラン
そうです。また、低速で進むときにも使われますよ。
ゆきあしとは。
ヨット用語の「行き足」とは、船が進んでいく速度のことです。船が持つ慣性によって進む「惰性走行」を指す場合もあり、低速時に用いられます。「行き足」は「行き具合」とも呼ばれます。
ゆきあしの意味
「ゆきあし」とは、ヨット用語で「船の進む方向に対して側面から吹く風」を指します。船は真横から風を受けると前進できませんが、風を受け流すことで推進力が生まれます。この風を「ゆきあし」と呼び、ヨットにとって重要な要素の一つです。
ゆきあしといきあしの違い
ゆきあしといきあしは、日本語でどちらも「船の速度」を意味しますが、微妙な違いがあります。
ゆきあしは、「キロメートル毎時」や「ノット」などの絶対的な単位で表される船の速度を指します。一方のいきあしは、主観的な速度を指し、風や潮流に対する船の進行状況を表現します。
ゆきあしの使い方
ゆきあしの使い方は、ヨットを操縦する際に重要な技術の一つです。ゆきあしとは、ヨットの前進速度を制御するための手法で、ヨットを風に対して快適に推進するために使用されます。適切なゆきあしを使うことで、ヨットは風に向かって素早く効率的に航行することができます。
ゆきあしの調整方法は、ヨットの形状や風況によって異なりますが、基本的な原則はすべて同じです。ヨットのセイルをトリミングして風を受ける角度を調整し、前進速度をコントロールします。風上に向かって航行するときは、セイルをトリミングして風に対してより鋭角になるようにします。これにより、ヨットは風上に向かって押し上げられ、より速く航行できます。一方、追い風に向かって航行するときは、セイルをトリミングして風に対してより鈍角になるようにします。これにより、ヨットは風圧を受けて前進することができます。
ゆきあしを活用したセーリング
「ゆきあしを活用したセーリング」
「ゆきあし」は、ヨットが風上に向かって進むときに使う、重要なセーリング技術です。この技術を活用することにより、ヨットは風と逆らって進むことができ、目的地に到達することができます。
「ゆきあし」を行う際は、ヨットを風上に向け、その後、風下側に向けます。この動作を繰り返すことで、ヨットはジグザグのコースをたどり、徐々に風上に向かって進みます。
ゆきあしに関する豆知識
-ゆきあしに関する豆知識-
ヨット用語の「ゆきあし」は、船が移動する際に発生する水しぶきの軌跡を指します。この水しぶきは、船首波が船の航行によって生じる水の抵抗によって形成されます。船が速く移動するほど、「ゆきあし」は長く、広くなります。
「ゆきあし」は、ヨットの性能を判断する重要な指標です。「ゆきあし」が長い船は、水の抵抗が小さく、速く移動できる可能性があります。また、「ゆきあし」が鋭く、細い船は、船首波を効率的に押し分けて、水の抵抗を減らしていることを示します。
さらに、「ゆきあし」は、船が向かっている方向や、海況を判断するのに役立ちます。風上でタックしたとき、「ゆきあし」は風上に向かって短く放射状になります。風下でジブしたときには、「ゆきあし」は風下に向かって長く、扇形になります。